渋谷Bunkamuraのルーベンス展へ行って来ました。
今日の話は美術に興味ある方はお付き合い下さい。
ルーベンスについて正直強い興味や知識はありませんでしたが、ルネッサンスの絵画、彫刻はとても好きなので、一時期イタリアでルネッサンスの巨匠達の影響を受けたルーベンスの絵画は是非見たいと思っていました。Bunkamuraは良い展覧会をやる割に混み合うことが少なく、穴場だと思います。( 美術好きの 友人もそう言っていました。 )
ルーベンス本人の作品だけでなく、いわゆるルーベンス工房の作品も多く展示されていました。工房の一員としてあの、ヴァン・ダイクもいるのです!
絵は当然ながらどれも素晴らしいですが、「ロムルスとレムスの発見」の狼のリアルさや愛情の眼差し、「聖母子と聖エリサベツ、幼い洗礼者ヨハネ」の聖エリサベツの表情、など肖像画家として評価の高いルーベンスを堪能できました。でも、これから行く方におすすめなのは、ルーベンスでなくて、申し訳ないのですが、ヴァン・ダイク作品の「マグダラのマリア」です。ティツィアーノのマリアを参考に制作されたらしいのですが、マリアの頬をつたう一粒の涙を是非見て下さい。リアルを超えた表現に感動しました!
21日までなのであとわずかですが是非ご覧になって自分のお気に入り見つけて下さい。
友達にも美術好きが何人かいて、難しい解説は抜きで絵や彫刻の話をするのは楽しいです。
今東京では、ラファエロ展もやっています。芸術の春です!
投稿日:2013年4月18日 カテゴリー:その他, オフの雑談