PRP(多血小板血漿)療法
PRP療法は、自身の血液を採取し、その中の血小板に多く含まれる成長因子を利用して、肌組織を蘇らせる治療法です。
PRPとは多血小板血漿(Platelet-Rich-Plasma)の略で、その中には血小板が多く含まれています。
血小板には「成長因子」という細胞を活性化・増殖させる成分が含まれ、一般的には血を止めたり、皮膚や血管など身体のさまざまな部分の機能修復に関わっています。
成長因子の分泌は加齢とともに減少し、細胞の活性化や修復が遅くなることでシミやシワ、たるみなどの老化症状が進行していきます。
PRP療法では自身の血液を遠心分離にかけ、血小板を多く含む血漿(多血小板血漿)を作り、それを皮膚や頭皮に注入することで細胞の修復・再生を促し、しわやたるみ、脱毛症を改善します。
こんな方におすすめ
小じわ・ちりめんじわ
成長因子により、老化した皮膚の細胞を再生し、皮膚の若返りを促します。
ニキビ跡(クレーター)
瘢痕(はんこん)として硬くなった皮膚を再生させニキビ跡を目立たなくします。
男性型脱毛症(AGA)、女性のびまん性脱毛症
毛根の再生を促す成長因子を頭皮に注入することで増毛、育毛効果が得られます。
頭皮には痛みの少ない皮下注入器(U225)を使用し注入するため、麻酔の必要がありません。
施術の流れ
初回診察 ※当日施術を受けることはできません。
施術日とは別日で事前のカウンセリングが必要となります。
お悩み部位を確認し、適切な施術をご案内します。
痛みやダウンタイム等の説明を受けた上で、施術のご予約をおとりします
施術当日
STEP.1 洗顔
施術部位のメイクや日焼け止めを落とします。
STEP.2 採血
採血をして自己多血小板血漿 (PRP) を作製します。
STEP.3 麻酔
PRP作成の間、麻酔クリームを塗ってお待ちいただきます。
(40~60分)
頭皮の場合は皮下注入器(U225)を使用するため麻酔は不要です。
STEP.4 施術
作成したPRPを注入します。
※注入時、多少の痛みがあります。
STEP.5 施術後
施術部位は当日化粧できません。
洗顔、シャワーは当日夜から可能です。
施術当日は、過度な運動や飲酒は控えましょう。
治療回数・期間
PRP | ||
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しわ | 6ヶ月に1回 | 1~3回 |
育毛 | 2~3ヶ月に1回 | 3回 |
注意事項
すぐに効果を期待できる治療法ではありません。個人差はありますが、1~2ヶ月かけて徐々に効果を実感できるようになります。
施術当日は、過度な運動や飲酒、車の運転、またサウナ、温泉など汗をかくことは控えましょう。1週間はエステ、顔のマッサージ、美容鍼等は控えてください。
副作用
施術部位に赤み、腫れや内出血を起こす場合があります。
患者様ご自身の血液を利用するため安全性が高く、副作用の心配がほとんどありません。
治療できない方
妊娠中、授乳中、皮膚炎、ケロイド体質、悪性腫瘍の既往のある方、病気加療中の方
価格
※表示価格はすべて税込価格です。
治療前採血 | 11,000円 |
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PRP療法 | |
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2cc | 110,000円 |
4cc | 165,000円 |
育毛(頭皮)U225使用 | 165,000円 |